栄養室では食事が治療の一助となるよう「それぞれの病状にあわせた食事の提供」と健康回復のための「実践しやすい栄養食事指導」の実施に努めています。
減塩食・エネルギー制限食・脂質制限食・腎臓病食・胃腸病食・クローン病食・術後食・飲み込みに配慮した嚥下食など医師の指示による治療食の提供をしています。
なお、特別な指示のない標準食の場合も1日の塩分は7.5g未満で作成しています。
温かいお食事は温かく、デザートなどは冷たく、患者さんに召し上がっていただけるよう温冷配膳車による適温給食を実施しています。
木曜日、金曜日(昼食・夕食)に2種類のメニューから患者さんに選んでいただく選択食を行っております。
対象となる方は特別な制限のない標準食の患者さんです。
当院では、お産で入院された方(36週以降)に、産科食を提供しています。
当院で出産された方を対象に、退院されるまでの夕食一食分に「お祝い膳」を提供しています。
ほうれん草や小松菜、トマト、キャベツ、大根などの野菜や、地粉を使用したパンなど、藤沢産や神奈川県産の食品を給食の中に取り入れています。
入院中のお食事でお困りのことがあるときは、医師、看護師にお声を掛けてください。
ベッドサイドに伺い、食事の調整をいたします。
栄養サポートチーム、嚥下回診チーム、褥瘡回診チーム、緩和ケアチームなど、各チームに参加し、栄養改善方法の検討・提案・実施をしています。
栄養改善が必要な入院中の患者さん、治療食で喫食が低下している患者さんには管理栄養士が訪問し栄養管理計画の立案、検討を行います。
食事療法が必要な患者さんには医師の指示に基づき管理栄養士がお食事のとり方などを分かりやすく説明します。
個人栄養指導(減塩・糖尿病・脂質異常症・腎臓病・がん・嚥下障害・低栄養など)と集団栄養指導(糖尿病教室、腎臓病教室、妊婦教室)を行っています。
予約制です。入院中の方、外来通院中の方でご希望のあるかたは主治医・看護師にご相談ください。
がんの症状や治療の副作用などにより食欲が低下した患者さんに対し、ベッドサイドに伺い、症状に合わせ、食事の形態・盛り付け量の調整や変更、栄養補助食品付加などの検討を行っています。体調のいいときはバランスのいい食事をすることが基本となりますが、体調が悪いときや食欲が低下しているときは食事の形態や食べ方の工夫、栄養補助食品の利用について栄養指導を行います。
また、手術を受ける患者さんには必要に応じて術前、術後の指導を行い、術後の体力回復や合併症予防などにつなげています。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカー等多職種で構成された緩和ケアチームがあり、患者さんの食事摂取状況などの情報を共有し、摂取状況に合わせ個別に食事調整などの対応を行っています。
お困りごとや相談したいことがある際は、医師・看護師にお声がけください。
予約制で栄養指導室にて栄養指導を行っています。また、化学療法センターでは治療中にベッドサイドで栄養指導を実施しています。
お困りごとや相談したいことがある際は、医師・看護師にお声がけください。
当院に通院されているがん患者さんを対象とした運動。栄養講座を月2回、定期的に開催しています。講座では食事摂取のポイントをお伝えしていますので、受講希望の方は、主治医までお声がけください。
がん患者さんやご家族の交流の場としてがん患者サロンを開催しており、栄養についてのミニレクチャーなどを行っています。
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