病理診断科

診療科概要

病理診断科は、臓器・組織の一部や細胞を顕微鏡でみて、病気を診断する病理検査を担当しています。病理検査には、臓器・組織を検査する組織診と細胞を検査する細胞診があります。検査は、胃や大腸、肺、子宮、前立腺など、すべての臓器・組織や細胞を対象としています。多くの検査は、「 腫瘍か否か 」、腫瘍であれば、「 がんか、良性腫瘍か 」などを判定するために行います。腫瘍のほかに、炎症などで、その程度などを調べるために行います。また、外科や婦人科などの手術では、手術の最中に、術中迅速診を行うことがあります。良性か悪性かを判定することで、手術の方針が決定されます。病理解剖も病理診断科の大切な仕事で、病気の広がりや直接の死因などを検討します。

顕微鏡写真

細胞診(左)と組織診(右)で膵癌と診断された顕微鏡写真(超音波内視鏡下穿刺吸引診)

  • 診療科部長

    江中 牧子えなか まきこ

    専門領域 血液病理
    認定/
    資格
    日本病理学会病理専門医
  組織診 術中迅速診 細胞診 病理解剖
2016年度 6,940 242 8,242 9
2017年度 7,297 256 7,015 12
2018年度 7,434 292 6,588 4
2019年度 7,072 297 6,443 12

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