-お産特設ページ-産科外来について

外来の流れ

  1. Step

    はじめに

    ご妊娠おめでとうございます。お産をはじめて迎える方も、ご経験のある方も、喜びと共に、無事産まれることへのご不安な気持ちもおありかと思います。当院でお産いただく妊婦さんには、”お母さんが元気ではじめて赤ちゃんも元気”の気持ちで無理することなく、過ごしていただけるよう、医師・助産師・看護師のチームでお手伝いいたします。

    当院でのお産を希望される方へ

    当院は地域周産期母子医療センターですので、ハイリスク妊娠の方を広くお受けしていますが、リスクの低い方もセミオープンシステムを利用されるなどしながら数多くお産されています。
    月経予定日を過ぎても月経が来ない場合、“妊娠したかな”と思ったら、まず市販の妊娠検査薬で検査することをお勧めします。妊娠反応が陽性になって、当院でのお産を希望される場合には、当科の妊婦新患外来を予約して受診して下ください(紹介状がなくても電話予約で受診いただくこともできます)。
    なお、お近くの産婦人科診療所・クリニックに受診した後に分娩予約される場合には紹介状(診療情報提供書)をお持ちください。

    里帰り分娩について

    分娩予約はお電話で受け付けています(妊娠週数の制限はありませんが、分娩予定日が決まりましたら早めにご連絡ください)。ご予約いただいた後は、お近くの診療所や病院で妊婦健診を受けていただき、妊娠32週までに紹介状をお持ちになって当院にいらしてください(帝王切開分娩予定やハイリスク妊娠、合併症などある方は、現在おかかりの健診施設とご相談の上、妊娠28~30週を目途に早めの里帰りをご検討ください)。
    また、分娩時の危機的出血や緊急帝王切開に備え、血液型や必要な諸検査を当院で再検させていただく場合がありますのでご了承下さい。
    なお、当院に里帰り以降は、緊急時対応を行う場合を鑑みて、夜間休日を含めお住まいの中心を里帰り先に移していただくようお願いいたします。

    産科セミオープンシステムについて

    当院でお産を予定されている方で、妊娠中及び分娩のリスクが少ない方においては、当科と連携登録している診療所で妊婦健診を受けて、妊娠中の緊急時対応やお産、そして1か月健診は当院で行う連携診療です。
    妊娠初期検査や妊娠中後期の超音波検査など当科で行う妊婦健診も含みながら、“ご自宅から通いやすい”、“外来診療時間が長く、午後や土曜日などにも受診できる”などのご要望に対応しています。

    産科セミオープンシステム
    利用時の流れ(PDF)

    出生前健診について

  2. Step

    妊婦健診について

    定期健診の回数はおおむね次の通りです。

    予定日決定まで
    (9~11週)
    2週間に1回
    12~22週 3~4週間に1回
    23~35週 2週間に1回
    36週~ 1週間に1回

    *妊娠9~11週を目途に分娩予定日を決定し、妊娠初期検査を行いますので、その時までにお住まいの市町村から発行する母子手帳をご持参ください。
    *妊娠11週までは婦人科外来で、妊娠12週以降は産科外来での健診となります(ご予約の際にご留意ください)。
    *医師が医学的に必要と判断した場合は追加することがあります。

  3. Step

    助産師外来について

    当院では、2023年1月より助産師外来を開設します。
    助産師外来では助産師が妊婦健診と保健指導を行い、妊婦さんのこころとからだの準備をサポートさせていただきます。
    妊婦さんとご家族が安心して妊娠生活を送ることができるよう不安や心配事があれば、お気軽にご相談ください。

    助産師外来のご案内(PDF)

  4. Step

    周産期指導

    当院では助産師による個別指導を行っています。
    妊娠中の過ごし方、分娩についてなどお話しさせていただきます。
    妊娠中のご不安なことやご質問があればお気軽にご相談ください。
    妊娠初期・中期・後期の3回実施しています。

  5. Step

    妊婦学級

    第1・第2 木曜日 14:00~15:30に開催しています。
    妊婦さんのみの参加となります。
    詳しくは周産期外来でご確認ください。
    妊婦学級のご案内

  6. Step

    バースクラス

    第2・第4 火曜日 13:30~15:00に開催しています。
    妊婦さんのみの参加となります。
    詳しくは周産期外来でご確認ください。
    (現在新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため休止しております。)
    バースクラスのご案内

  7. Step

    立ち会い分娩について

    パートナーの方の立ち会い分娩をご希望される方は、妊婦健診や周産期指導の際に助産師へお声かけください。また、立ち会い者ご自身が体調を崩されることのないよう、十分自己管理された上でのご協力をお願いいたします。なお、経過中に母児の状態悪化などで急速遂娩が必要となったり、お産まれになった新生児に蘇生処置を要する場合などは、一時的に退室いただく場合がありますのでご了承ください。

    2024年10月15日から、夫(パートナー)立ち会い協力分娩の範囲を拡大します。
    【陣痛室・分娩室】陣痛室からの立ち会いが行えます。立ち会いできる方は夫(パートナー)のみです。
    【LDR室】立ち会いできる方は、2名までです。〔対象者:夫(パートナー)・実父母・義父母・姉妹・子(18才以上に限る)〕
    詳しくは、産科外来にておたずねください。