FLSチームは、大腿骨近位部骨折の患者さんに対して、二次骨折の予防を目的に診療を行う多職種によるチームです。
二次骨折とは、脆弱性骨折(※)を起こした患者さんが次に起こす骨折のことで、高齢者のADL(日常の生活動作)の低下を防ぐためにも二次骨折予防はとても重要とされています。
二次骨折予防には「骨粗鬆症治療開始率」と「治療継続率」を上げることが必要であり、当院のFLSでは、脆弱性骨折ネットワークのクリニカルスタンダードに基づいた治療計画を作成し、リスク評価、治療薬の開始、4ヶ月後の外来予約または近医への紹介、骨粗鬆症指導、歯科との連携、看護師による指導などを行っています。
※脆弱性骨折:骨量の減少や骨質の劣化によって骨に強さが低下し、軽微な外力(立った姿勢からの転倒など)によって発生する骨折です。脆弱性骨折は高齢者の生活機能を一瞬にして奪い、生命予後の悪化をもたらします。また、一度脆弱性骨折を起こした患者さんの二次骨折リスクは極めて高くなり、それを機に寝たきりになる方も少なくありません。
■医師(整形外科、歯科口腔外科) | ■看護師 |
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“こどもたちが安全に安心して健やかに成長していくため”にこどもたち自身だけでなく、ご家族や養育に関係する方々へのサポートをすることを目的としています。
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