せん妄・認知症ケアチーム

せん妄・認知症ケアチーム(DDST;Dementia Delirium Support Team)

当院では、2018年10月よりせん妄・認知症ケアチーム(DDST)を発足し、活動しています。急性期病院では、高度化・複雑化が進んでおり、認知症患者さんは、入院環境に戸惑うことも多いといえます。また、治療環境や身体的な要因により、「せん妄」といって、一時的に話す言葉やふるまいに混乱をきたす方もおられます。「せん妄」は、意識がぼんやりし、落ち着きのなさや不眠が生じ、ご本人にとっては、不快で心理的負担をきたすことがあります。せん妄・認知症ケアチームでは、そのような患者さんひとりひとりに、それぞれの要因に見合うかたちで対応し、安心・安全に治療が受けられるように病棟のケアをサポートしていきます。

さらに、2024年度より、身体拘束最小化チームとしても活動し、患者さんの尊厳と主体性を尊重するため、身体拘束を最小化するための検討、ケアの実践のサポート役としても活動しています。

活動内容

週2回、回診・カンファレンスを実施しています。

メンバー構成

  • 医師(脳神経内科医、精神科医)
  • 看護師
  • 薬剤師
  • 作業療法士
  • 栄養管理士
  • ソーシャルワーカー

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