強皮症(全身性硬化症)

手足を中心とした皮膚硬化や、末梢循環障害によって手足の指先が白や紫へ色調変化するレイノー現象が生じます。間質性肺炎、肺高血圧症、逆流性食道炎などの臓器病変が起きることもあります。血液検査で関連する自己抗体を検査し、診断に至ります。

現時点では根治的な治療薬はありませんが、臓器病変に対して、免疫抑制薬や対症療法の薬を用いることがあります。

寒冷暴露や喫煙により、指先の循環障害が悪化して皮膚潰瘍が出現することもあり、保温や禁煙をすることが重要です。

対象の診療科

  リウマチ科

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