皮膚/多発筋炎

主に四肢、頚部、咽頭などの筋力低下、筋痛、体動困難、嚥下障害をきたし、その他に倦怠感、微熱などを呈します。皮膚筋炎においては眼瞼、手指、肘、膝、頸部や前胸部などに紅斑が出現します。間質性肺炎や悪性腫瘍を合併することがあります。上記のような症状や経過と、血液検査での筋原酵素の上昇や筋炎関連自己抗体、画像所見などから診断を行います。

主にステロイドによる治療が行われますが、個々の状態によっては他の免疫抑制薬を併用することがあります。症状が改善した後、再燃に気をつけてステロイドは減量します。

筋力低下に対しては、リハビリテーションが重要です。

対象の診療科

  リウマチ科

戻る