General Emergency Surgery : 救急外科疾患

一般的な腹部救急疾患(虫垂炎、胆のう炎)から消化管穿孔や絞扼性腸閉塞、また循環動態が不安定なNOMI(非虚血性腸間膜虚血)やSMA(上腸間膜動脈)血栓塞栓症など重篤な疾患まで対応しています。出血や血栓症に対しては、IVRか手術かを含めたStrategy(戦略)を立て、IVR医と連携をとり緊急開腹手術を含めた診療をしています。
また腫瘍緊急疾患(Oncology Emergency、がん救急)も消化器内科、消化器外科との連携をとり、緊急開腹手術も含め診療しています。循環動態が安定している状態の場合は、緊急でも適応を選び、腹腔鏡手術を行っています。

対象疾患に対する緊急手術は、救急外科スタッフが入ることでTactics(戦術)を一定にし、時に外傷手術にも行っているDamage Control Surgeryを行うこともあります。外傷手術と同様に、EICUでのOpen Abdominal Management(OAM)による開腹管理やSecond look(2期的)手術を行います。

対象の診療科

  救急外科

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